久しぶりに以前リフォームしていただいたOB客さんに訪問させてもらいました。
	雑談のあと、タイル貼りの風呂からユニットバスへのリフォームについて聞かれました。
	タイル貼りの風呂とユニットバスの違いをカンタンに説明します。
在来工法の浴室の問題点、デメリットは?
	●段差があるので危ない
	タイル貼りの在来工法の浴室は排水の関係から、どうしても洗面所と浴室の部分に段差ができるのです。
	この段差は、とくに高齢者は気をつけなければならない部分なのです。
	若い頃はなんとも段差ですが、年齢とともに危険なのです。
	●寒い、ヒートショックの危険性もあります
	タイル貼りの在来工法の浴室は基本的に「寒い」のです(笑)
	特に冬には、暖かいLDKから寒い洗面所、さらに寒い浴室への動線になります。
	そして急に浴槽に入ると、急激な温度変化に身体がついていかず、血圧の大きく変わり、
	浴室で倒れてしまうという「ヒートショック現象」が多いのです。
	 
	●掃除がしにくい
	壁や床のタイルの目地、コーキングの部分にカビが発生し、黒くなってきます。
	「1日の疲れを癒すための入浴」が、カビの汚れとともに浴槽に浸かっても、
	リラックスできませんね(笑)
	さらにタイルにはひび割れが発生することもあります。ひび割れた部分から水が入り、内部まで水が侵入すると危険なのです。
	 
	●浴室も浴槽も狭い場合が多い
	昔の在来工法の浴槽は深くて、足を曲げて一人で入るのがやっとというのが普通でした。
	ボクの実家もそうでした(笑)
	お子さんやお孫さんと一緒に入るのにはキツイですね。
	小さい子はおぼれる可能性もあります。
	
	さてユニットバスのメリットとは?
	 
	●段差がない
	一戸建て住宅の場合段差がほぼなくなります。
	洗面所との高さを合わすことができます。
	ただし、マンションは床下がないので、ほとんどのマンションでは難しいです
	●浴室内が暖かい、寒くない
	ユニットバスは部屋自身が密室性が高く保温性が高いのです。
	だから冬でも極端に寒くなりません。
	さらにオススメは浴室乾燥暖房機を取り付ければ、
	浴室内は暖房で冬でも暖かくリラックスした空間となります。
	また浴室乾燥暖房機は雨の日でも、乾燥機を使って洗濯干場になります。
	もちろんヒートショックの危険性もほとんどありません。
	●掃除がカンタンで汚れにくい
	最近のユニットバスは床の開発がすすみ、すぐに乾燥します。滑らないだけでなく、掃除も水を流すだけですみます。
	掃除がカンタンなのです。
	●お子さんやお孫さんで一緒に入浴できます。
	ユニットバスは足を曲げずにのばした姿勢で浴槽に入ることできます。
	オススメは2段浴槽です。小さなお子さんやお孫さんも一緒にお風呂に入って
	立つことができるので、楽しい時間ができます。
	水道代も半分近くに節約できます。
思ううかべるままに書きました(笑)
	
	タイル貼りの在来工法からユニットバスへのリフォームはオススメです。
	
	
	








