浴室の扉・ドアは大きく分けて3タイプあります。
①折れ戸 ②開き戸 ③引き戸 です。
それぞれのタイプに分けてお話します。
①折れ戸タイプ
「折れ戸タイプ」とは開き戸が屏風のように中折れします。高齢者の家にはオススメです。
理由は浴室側に中折れする場合でも、開き戸と比較すると狭いスペースで開閉することが出来る為、
入浴中に人が万が一倒れるとなった場合でも、開けられて救出できる可能性が高く安全です。
どのメーカーも標準がこのタイプになります。
②開き戸タイプ
「開き戸タイプ」とは浴室側の奥に押す、一般的なドアのような形状のタイプです。
高齢者の家にはオススメできません。
入浴中に人が万が一倒れるとなった場合にドアが開かなくなるといった危険性がるからです。
脱衣室から扉を外すことができるようにするなどの配慮が必要になってきます。
若い方ばかりの家はあまり気にすることもないと思います。
ユニットバスの場合 約5万円位のアップになります。
③引き戸タイプ
「引き戸タイプ」とはふすまや障子のように横に平行に引いて開閉する仕組みなので
デッドスペースが生まれず、開け閉めがカンタンです。
また、「開き戸タイプ」や「折れ戸タイプ」のように入浴中に人が倒れた場合に開けられなくなる
といった心配は無用なので、一番安全性優れているといえます。
1枚引き戸タイプから、2枚引き戸タイプ・3枚引き戸タイプ・引き違いタイプ等があります。
ユニットバスの場合は7万~12万円位のアップになります。
でも、洗面に余裕がある家には一番オススメです。
①折れ戸
②開き戸
③引き戸
※画像はリクシル【アライズ】から